３年間の総まとめ進学用教材として「スタディプロジェクト」というものがあります。

こちらは「新研究」という教材と同じく３年間の基礎基本から入試対策まで学べるものとなっておりますが、特徴として大きく異なる点がいくつかあります。

今回はそのスタディプロジェクトの特徴について簡単に紹介していきます。

習熟度や使用時期によって選べる豊富な種類

スタディプロジェクトの大きな特徴としてまず挙げられるのは、豊富な種類の教材群です。

同じ進学用教材の新研究の場合は、要点の解説ページ・問題ページがすべて１冊にまとめられておりますが、スタディプロジェクトの場合ですと３年間の要点部分だけをまとめた「要点ガイド」、習熟度別に学習できる問題集「スタディシリーズ」、その他要点ガイドと対応した付属教材など色々な種類に分かれているのが特徴です。

たくさんあるスタディプロジェクトの教材群の中からいくつかご紹介しますと、

・要点ガイド・・・中学校３年間で学習する内容を３０の単元に整理した参考書です。スタディプロジェクトの基本となる１冊です。

写真は英語の要点ガイドです。

・解説学習ノート・・・要点ガイドと対応したノートです。要点ガイドを見れば苦手な教科でもできるようになっていますので、誰でも取り組みやすい教材です。学習したことを自分なりに解説学習ノートにまとめれば、オリジナルの参考書にもなります。

・スタディベーシック（基本レベル）・・・３年間の基礎・基本が学習できる問題集です。

・スタディスタンダード（標準レベル）・・・３年間の基礎から入試実戦までを学習できる問題集です。

・スタディトライアル（実戦レベル）・・・実際に入試で出題された問題を中心とした問題集です。

・プレスタディ・・・忘れがちな１・２年生の内容をしっかり復習できる１冊です。

などがございます。スタディシリーズを難易度別に並べますと、

スタディトライアル>スタディスタンダード>スタディベーシック

となります。要点ガイドに対応した問題集は同じ単元割りで構成されていますので、どこを参考にしたら良いか一目でわかりやすくなっており、非常に使いやすくなっています。

（※左から要点ガイド、ベーシック、スタンダード、トライアルです）

「要点ガイド」を軸にこれら様々な教材を組み合わせることによって多種多様な学習形態に合った教材をつくることができます。

例えば組み合わせの一例を挙げますと、

・要点ガイドとスタディベーシックを併用しつつ、２冊目もしくは３冊目の問題集を習熟度別に選んで（スタディスタンダードかスタディトライアル）それぞれに合った形で学習する。

・要点ガイドと解説学習ノートを使い、解説を見るだけでなく書いて覚えながら学習し、要点ガイドや自分なりに書き込んだ解説学習ノートを見ながら、それぞれの習熟度に合ったスタディシリーズを使用して学習する。

・要点ガイドとプレスタディを併用し、忘れがちな１・２年内容をしっかり復習した後に、状況に合ったスタディシリーズの問題集を選んで学習する。

などの組み合わせがございます。他にも要点ガイドと対応したドリル教材などとも組み合わせることでより一層学力が定着できるようになっています。使用時期や進め方によっても自由な組み合わせが出来ますので、それぞれの学校に合った入試対策が可能となっています。

１冊１冊が大きくて見やすい、書き込みやすい

同じ入試対策教材の新研究はB5判であるのに対し、要点ガイドとスタディシリーズはA4判と１冊が大きいサイズになっています。

大きいサイズであることを活かし、誌面が見やすくて書き込みやすくなっています。またスタディプロジェクトは要点だけをまとめた参考書と問題集が別々に分かれていますので、１冊が薄くて持ち運びやすくなっています。

左がA4判「要点ガイド」、右がB5判「新研究」

（※厚みは新研究:約1.3cm、要点ガイド・スタディシリーズ:約0.3cm）

スタディプロジェクトの特徴をまとめますと、

・組み合わせによって様々な学習形態に対応できる。

・それぞれに合った習熟度別の問題集で無理なく取り組める。

・サイズが大きいので見やすくて書き込みやすい。また薄いので参考書として持ち運ぶのにも便利。

対して新研究の特徴をまとめますと、

・基礎基本から入試実践まで１冊の教材ですべて網羅できる。

・種類が多くなく、新研究１冊あれば十分なので管理がしやすい。

・各教科のつまずきやすいポイントを押さえた特集回が豊富。また付属のノート教材と組み合わせれば、同じ問題を何回も繰り返すことができる。

新研究もスタディプロジェクトも中学３年間の基礎基本から入試実践まで幅広く学ぶことができる教材となっています。学校での授業でも家庭学習でもどちらでも取り組みやすい教材となっておりますので、入試対策用の教材として機会がございましたら、是非見本をご覧になってください。